シミラン諸島、コ・ボン、コ・タチャイ、リチェリューロック 〔21/Mar 〜 25/Mar〕
Staff : Taishiro, Tsuyoshi, Yasu, Jumpei   Video : Rumi

今回も楽しいクルーズとなりました。アンダマン海もクルーズも初めて、という若いお客さまが多かったこともあり、見るもの
すべてが新鮮!
初マンタに感激、初タツノオトシゴに感心、トラフザメに最接近、大物の群れに幻惑・・・。地道にインド洋固有種やレアな
小物たちも押さえていき、充実したダイビングになりました。
残念ながら一部透明度が悪いポイントがありましたが、伊豆で鍛えられた若者たちは平気の平左。流れにはちょっと苦し
められたりしつつも、それもまた良い経験として楽しめたようです。

お客様&スタッフ
東京の某インカレ・ダイビングサークルの面々、
DMのIIOさん(自称アイアイオー)とMotookaさん(ウェットスーツのおしりが割れているのが目印)を筆頭とする総勢12名と、
日本での経験豊富なイントラのAbeさん、という顔ぶれの計13名様。
チーフガイドには満を持して登場のマリプロ・オーナーのタイシロー。
ガイドスタッフとして、マリプロのホープ・つよぴーことTsuyoshi & お髭のYasu、アシスタントのJumpei。
そして「高橋克典を撮影した」敏腕ビデオグラファーRumi。
ダイビングスケジュール
3/22 Anita's Reef / Elephant Head Rock / East of Eden / Becon Reef (night)
3/23 Koh Bon / Koh Bon / Tachai Reef / Komanta Bay (twilight)
3/24 Richelieu Rock / Richelieu Rock / Tachai Pinnacle / Tachai Beach
3/25 Three Tree / Anita's Reef
・・・計14本のダイビングとなりました。

★21日−出航★
当日19:30、さて出発、というときにスコールに降られるなど、いささか波乱含みの始まりとなりましたが、
出航の儀式を終える頃にはすっかり天気も回復。恒例の爆竹と打ち上げ花火に皆さん大喜び、
写真を撮りまくりで、否が応でも期待がふくらみます。
遠ざかっていくパトンの夜景は素晴らしい・・・。明日、目が覚めたらそこはもうシミラン。
いったい何が見れるかな、と盛り上がり、お酒の全く入らない健康的な夜にもかかわらず、
ふと気がついたらもう12時過ぎ。明日に備えて、でも名残惜しそうに、解散→就寝となったのでした。

★クルーズログより★
絶対楽しめる気がするー!! みんな仲良く思いやりある生活を☆ (幹事のKinoshitaさん)
ボクの夢・・・大きくなったらジンベイの背中に乗りたいな!(元部長)

★22日−シミラン諸島★
朝6:30、Yasuによる「コケコッコー!」のモーニングコールとともに皆さん起床。
安全潜水の注意を一通り受け、自己紹介を終え、いよいよシミランでのダイビングが始まります。
一本目のAnita's Reef ではまずチェックダイブ。久しぶりで潜行に手間取る人もいましたが・・・。
やはりシミラン、すかっと抜けた海中はやっぱりきれい!点在する根には大粒のスズメダイが群がり、
パウダーブルーサージョンフィッシュが踊り、どでかいワヌケヤッコが通り過ぎ・・・。
今後への期待がふくらみます。Anita's Reefの名物、ピンクイソギンチャクについたクマノミを見た後、
インディアンフレームバスレットなど見つけつつ、ブラックピラミッドが不規則に乱舞する中、
浮上して参りました。
二本目のElephant Head Rockではちょっとしたイベントが。

☆Mikuさん、50本到達!おめでとうございます☆

ということで、祝福の嵐。スレートに書かれたお祝いの言葉に囲まれ、カメラのフラッシュを浴びながら、
Mikuさんも満足げ。シミランで記念ダイブとは豪勢です。
しかもその後、ダイビングは素晴らしい展開を見せました。タイシローがオグロユリハゼとハナヒゲウツボを
発見し、じっくりと観察した後は、大きなイエローバックフュージラーの群れ、群れ、群れ。
記念ダイブを祝福するように、ものすごい数の魚がはね回りました。
それをねらった巨大ロウニンアジの集団も、ド迫力でした。
船に戻った後は、皆さんの寄せ書き入りの記念Tシャツの贈呈。
タイシローが必死で書いた50本のタンクの絵(まめですねえ)に、数が足りないとクレームが付くなど、
ご愛敬のシーンも(数え治したら50本ありましたが)。

その後は、恒例のDonald Duck Bayに上陸し、ビューポイントに登ります。さすがに皆さん若いだけあって、
岩山登りもすいすい。 途中こけた人もいたようですが・・・。頂上から見る風景はやはり絶景。
白い砂浜と真っ青な海のコントラスト。 AquartsII のシルエットの向こうには、水平線の近くでスコールが
降っているのが見えます。 雨の降っているところといないところがくっきり分かれているのを見えるのは、
日本ではあまりないですね。

途中、カメさんが訪れるハプニング。 皆さん船尾に集まって、バナナで餌付けしようと大騒ぎ。
近くまで来てくれるのだけど、どうしても食べてくれない・・・。

三本目のEast of Edenではキレイ系のダイビングを展開し、最後はBecon Reefのナイトダイブで締めて、
初日は終了。 昼間はひげしか見えない巨大ロブスターやら、ブダイが膜を作って就寝している姿やら、
ちょっといいもの見ちゃいましたね。

★クルーズログより★
やっぱり楽しめたっ!! 明日からももーっと楽しもうっと (Kinoshitaさん)
ホワイトチップはスレンダー♪ 私も見習ってスレンダー♪♪ カメのエヅケに失敗(涙) 次こそは・・・
(匿名希望のスレンダーさん)

★23日−コ・ボン〜コ・タチャイ★
今日はまずコ・ボンでマンタ狙い!マンタを見たことがない人が多く、気合いも入ります。
ウェストリッジでエントリーして、まず深度をとってからアケボノハゼを発見!したところで冷水塊におそわれ、
強い流れに吹き飛ばされ・・・。 結局アケボノを見られたのは数人。がっかりしかけたところに、カンカンカン!
とタンクをたたく音が響き渡ります。 見上げると、大きなマンタのシルエット。
水中なのに、皆さんの歓声が聞こえてきます。なんといっても初マンタ!にみんなやっぱり感激。
しているところで一人、Okaさんだけはなにやらあさっての方を見ています。 ガイドがファーストステージを
ひっつかんでぐいっとマンタの方に視線を向けさせると、ワンテンポ遅れての歓声が・・・。
見逃さずにすんで良かったね。

みなさんマンタを見てテンションがあがったのか、休息時間には、サンデッキからの飛び込みにトライ。
最初は躊躇していたものの、通称きんにくんを筆頭に、男を見せてくれました。
たっくんは入水時に角度がついちゃって、ちょっと痛かったようです。
男性陣のはしゃぎっぷりを見て、女の子たちも次々に飛び込んでいきました。

コ・ボンの二本目はちょっと明暗が分かれて、つよぴーチームはまたまたマンタをゲットしましたが、
タイシローチームは空振り(カスミアジやビッグフュージラー、イソマグロなどが次々に姿を見せてはくれましたが)。
20分のマンタ待ちの間、Abeさんがこのときとばかりにマクロ系撮影に没頭。
皆がひたすら中層を見上げる中、「マンタがでたら絶対呼んでくれるから」と、
さすがにイントラらしい冷静な判断。

タチャイに向かう途中、ふと気がつくとMioさんがなにやら船長室でごそごそ・・・なんと、舵をとっています!
船長のMinさんの監督下、なかなかできない貴重な体験。それを見ていたFukaiさんも我慢できずに参加!
車がもう届くのにまだ免許が取れてないというFukaiさん、やっぱり運転は難しいのか、
船を蛇行させまくりでした・・・。

午後の二本は癒し系ダイビング。トラフザメに匍匐前進で接近したり、レオパルドブレニーを皆でゆっくり
観察したり・・・。 最後に水面にあがった時は、あまりに夕日がキレイで、このまままずっとボートに戻らずに
浮かんでいたい、ような気がしたぐらいでした。

★クルーズログより★
二本目、マンタが真横を通りました!! 近すぎて一瞬分かりませんでした!!(笑)
マンタはサービス王政(ママ)♪(匿名希望さん)
マンタってほんとにいたんですね・・・(笑)(匿名希望さん)

similan_donaldduck.jpg similan_donaldduckbay.jpg
★24日−リチェリュー〜コ・タチャイ★
クルーズもいよいよ佳境、リチェリューロックに到着です。
昨日マンタを見てしまった皆さん、次はジンベイを!と、欲望が限りなくふくらみます。そんな若者たちに、
おまえら10年早いぞ、と神様が釘をさしたのでしょうか、残念ながら透明度が今ひとつ、ふたつ、みっつ・・・。
ということで、どちらかというとマクロ系ダイビング。ゴーストパイプフィッシュとタイガーテールシーホースを
ゲット。そして透明度が悪くてもやっぱりリチェリューロック、特大バラクーダや巨大スナッパーの集団が
すぐ脇をかすめていき、二本目はギンガメアジの大乱舞&トルネード!というなか、若者たちはヤドカリを
拾って手のひらで遊ばせたりしておりました。

午後はタチャイに船を移動し、昨日流れが強いために断念したTachai Pinnacleにトライ。
フュージラー系がわき上がる中、大きなツバメウオがホンソメワケベラのクリーニングを受けていたり、
クロコショウダイが岩の隙間にひしめいていたり。極めつけは、タイシローのショータイム。
フュージラーのトルネードに巨大ロウニンアジやカスミアジがアタックするのを、皆さん岩に張り付いて
観察です。いやあド迫力でした!
流れの中でのダイビングとなりましたが、それもまたクルーズのアクセント。
鯉のぼり状態での安全停止も楽しんで、あがってきたらゆっくりとお昼寝。・・・から気持ちよく目覚めた
Harunaさん、ふと見るとたくましい?腕に錨マークの入れ墨ならぬマジックでの落書きが(by タイシロー)。
いやあ、よく似合ってましたよ!

四本目は、Tachai Beachでゆったりダイビング。チョウチョウウオ系、スズメダイ系など、ついつい軽く見がち
な魚たちを見直そう!ということで、ブリーフィングでインド洋固有種の確認をしてからエントリー。
ガイドものんびりモードで、ミツボシクロスズメダイの幼魚をじっと眺めたり。
何の変哲もないコホシカニダマシを「これこれ!」とばかりに見せられたまっつんは、ちょっとリアクションに
困っていたようでした・・・。

★クルーズログより★
二本目、ふと下を見るとドデカイ、イボイボ タコ が美味しそうでした!! グロかったです!
あと、ピンクトルネードバラクーダ(ママ)がムレムレでした!! (ひよこさん)
カスミアジ&ロウニンアジによる捕食Show見ました!! ヤバイ!! 魚が多すぎる!!! ちょっと流れが強くて、
アリーナの岩につかまっているのに必死でしたが、すんばらすいショータイムでした☆ ありがとうございます♪(Mioさん)
★25日−シミラン諸島〜帰港★
クルーズ最終日は、Three Tree から。すばらしい枝サンゴの林の上に、スズメダイのお花畑がとても美しい
ポイントです。エバンスアンティアスやブラックピラミッドの群れを横目で見ながら深場の砂地へと向かうと、
チーム「象++」(タイシロー)はトラフザメに遭遇。別ルートをとったチーム「Rookies ++」(Yasu)は、ヤッコエイ
のコロニーを発見。数え切れないほどの(というと大げさか)ヤッコエイが砂地を埋め尽くしていました。
今回のクルーズを通して、クールなダイビングスタイルが際だっていたShokoさんも、これにはびっくり!
したかしかなったか。

そして最終ダイブは、初日に入ったAnita's Rockに戻り、自由行動(ガイドは監督するだけ)。
名物ワンロール・ロックの周囲で、皆さん思い思いに自分の興味を追求しました。サークル最年長で
ダイビング経験の最も豊富なIIOさん、貫禄を見せてウミウシ発見&激写!したのですが、いまいち
かわいくないコイボウミウシの仲間。しかもアンダマン海ではありふれた種だとわかって少し残念そうでした。
結局このダイブはクルーズ最長の70分ダイブ。最後は大バブルリング大会となりました。
サークルの皆さんは、バブルリングがいまいちうまく作れず、次回までの課題ということに。

★クルーズログより★
クルーズ最終日・・・(涙)。トラフザメに出会いました。バブルリングも作りました。魚たちがたくさんいました。
「タイ」「アンダマン海」「シミラン」を満喫できました。来れてよかった。来てよかった。また来たい。・・・
また来ます。ありがとうございました♪(匿名希望さん)

★クルーズスタッフより★
今回のクルーズは、ダイビングサークルの合宿メンバーが中心という少し変わったスタイルになりましたが、
本当に皆さん仲が良く、マナーがよく、気を遣い合って、とても気持ちよく楽しく過ごすことができたと思います
(そんなすてきな旅行を支えてくれた幹事さん、お疲れさまでした)。

我々スタッフ、そしてイントラのAbeさんは、合宿メンバーよりもだいぶん年上でしたが、
そんなことが気にならないぐらい、突っ込み突っ込まれのコミュニケーションが楽しかったです。

シミランという豊饒の海でのダイビングはもちろん素晴らしかったのですが、船の上でも、
クルーズならではの充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
友達の普段は気付かなかった一面を発見したり、新たな出会いがあったり、不思議なぐらい真剣に
魚の勉強をしたり・・・。

我々スタッフも、皆さんとの出会いそのものが本当に楽しく、有意義に思えた4泊4日でした。
本当に良い経験となりました。ありがとうございました。

シミランの海は、そう簡単に見尽くせません。また是非クルーズに来てくださいね!


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